[ブラックを避けろ!]優良SES企業を見極めるためのポイント5つ

SES企業に転職したい。
ブラック企業を避けるにはどんなことに注意したら良いんだろう?

こんな疑問を解決します。

本記事の内容

・優良SES企業に就職するために見るべき5つの項目

SES企業に就職したくて業界研究をしていると、
おそらくネガティブな記事を見かけることがあると思います。

ちなみに、筆者の意見としては未経験者がSES企業で働くのはオススメです。

その理由はこちらの記事で解説しています。

ただ、どうしても「SES ヤバイ」と見かけると不安になりますよね。

確かに会社によってはブラック気味なところもあります。

でも、ブラックなSES企業には共通点があります。

本記事を読めばブラック企業を避け、優良SES企業に就職するために見るべき項目がわかりますよ。

では、本文へどうぞ!

目次

優良SESに企業の見極め方 〜5つのポイント〜

SES企業はたくさんあります。

求人を探す際、どのような点に注意すればよいでしょうか?

ポイントはこちら

①ホームページに研修内容が具体的に書いてある
②20代エンジニアばかりではない
③独自の強みがある
④3次請け以下の案件が少ない
⑤エンジニアの待遇は良いか

1つずつ解説します。

①ホームページに研修内容が具体的に書いてある

未経験者を雇っているなら、会社側にも未経験者側にも研修は必要です。

ところが、中にはまともに研修をやらずにいきなり現場に放り出す会社もあります。

派遣先は基本的に教育する場ではないのでこれでは困ってしまいますよね。

未経験エンジニアが何をどうしたら良いのかわからないし、
企業もお客様先から使えないエンジニアを派遣したと避難されます。

研修を行いことは双方にデメリットがあるのにこれをないがしろにしているのは会社として頭が良くないです。

研修の有無はホームページでチェックしておきましょう。

期間や研修内容が具体的に書いてあると良いです。
写真もあったら信頼できますね。

②30代以上のエンジニアも活躍している

主観ですが、エンジニアとして脂が乗っているのは30代です。

現場経験があって体力的にも働き盛、それでいて管理職になるというよりは開発畑で活躍できるからです。

なので逆にいうと20代が大半を占めるSES企業はちょっと危険かも…

理由はこちら。

1.入社数年で辞める人が多い
2.会社に技術力がつかない

社内の20代率が高いと[大量採用・大量退職]の恐れがあります。

社員が大量に辞めるほど環境が悪かったり、未経験者のITへのギャップを払拭できなかったりしています。

加えて、給料が安いというのもSESの退職理由としてよく聞きます。

こうなると社内の割合としては、大量採用の20代が大半を締め、あとは40代〜の管理職などになるので先程説明した実力のある30代エンジニアが少ないのです。

技術で勝負できないので、会社側は未経験でもやりやすい案件をいかに大量に受注して利益を上げるか、という思考になります。

こうなると低単価の案件ばかりが増えるので20代エンジニアは賃金が低いままこき使われてしまうのです。

③独自の強みがある

受託開発だけでなく、なにかしら事業に強みを持っているのが良いです。

例えば、

・AWSやAzureなどのクラウド系
・AI、自動化、5G、6G等将来を見据えている
・大企業からの一次請け案件実績が豊富
・Web系の自社開発事業もある

など

オススメはWeb自社開発も行っている会社です。

やっぱり未経験からエンジニアになりたい人がWeb系開発やフリーランスに憧れる気持ちはよくわかります。

なお

僕もゆくゆくは…

自社にWeb系の開発を行っているのならわざわざスキルアップのために転職し直す手間が省けます。

そんな都合の良い会社あるのかな?

確かに数はそんな多くはないかもしれません。

でも探せばあります。(頑張って下さい!)

一人で探すのが難しい人はスクールや転職エージェントに頼ると良いですよ!

僕は就活時10社紹介されましたが、自社開発をやっている会社が3社ありました(意外とある?)

もしかしたら20~30人規模の会社の方が異動願いや勉強の融通が効きやすいかもしれないですね。

④3次請け以下の案件が少ない

SES業界は多重下請け業界です。

この仕組は以下のようなピラミッドで表されます。

一番上に案件の元請け企業がいます。

ところが元請けのエンジニアだけでは達成できないと別のSES企業に案件を振ります。

このように一つのプロジェクトも複数の企業とエンジニアでこなされています。

そしてここが一番重要なのですが、二次→三次のように一個下に下がる時にマージンが抜かれます。

つまり、ぶっちゃけ上の方にいる企業は楽な仕事と報酬を抜き取って他のSES企業に投げることができちゃうんです。

三次四次と下に行くほど旨味を搾り取った後のきつい仕事を低い報酬でやることなります。

この構造は会社の力関係が現れるので、企業選びの際には○次請けの案件が多いかを確認しましょう。

⑤エンジニアの待遇は良いか

残業代や交通費が出るのは当然。

会社の福利厚生として資格手当が充実していたり、e-learningで学習できる環境が揃っているとやる気もでます。

福利厚生の質問は面接ではNG質問とされるのでホームページをよく見ましょう。

きちんと福利厚生があることは「弊社はエンジニアを大切にして待遇を良くしています!」というアピールです。

また、そういった会社は組織の重役にエンジニア出身の人がいる可能性があります。

やはり、エンジニアの労働事情を把握している人がトップにいると厚遇されますし、
何かあった時に対応してもらいやすいですよ!

まとめ:優良企業のポイントを押さえて良い転職を

優良SESの特徴をまとめると以下の5つでしたね。

ホームページに研修内容が具体的に書いてある
②30代以上のエンジニアも活躍している
③独自の強みがある
④三次請け以下の案件が少ない
⑤エンジニアの待遇が良いか

これらの特徴を持つ企業は優良SES企業の可能性が高いです。

もちろん全てが揃うのは珍しいので2~3個条件を満たせば選択肢に入れてよいと思います。

なお

僕の会社が①③⑤が当てはまったので内定を承諾しました!

ブラック企業を回避し良い転職ができることを応援しています!

では、また!

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この記事を書いた人

文系未経験からエンジニア転職に成功。
SES企業にてJava開発しています。

新卒ブラック企業を3ヶ月で退職。その後は
鬱・無職・ニート・フリーターやってました。

社会的底辺からプログラミングを学び脱却する方法を発信しています。

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